相場格言
「初押しは買い」

1月末までボックス相場を演じていた日経平均も
2月を境に下降に転じ、
昨年9月以来となる9500円台割れを
演じる結果となってしまいました。
その後は怒涛の5連騰等により
1万円台を回復するも、
再びあっさりと下落、
現在は9800円〜10000円台での気迷い相場を演出中、
といったところでしょうか?



ところで、
中には 共同印刷(7914)日産自動車(7201)のように、
地合いとは無関係に
勢いづいた優良銘柄がいくつか存在します。
これらの銘柄の共通事項として、
以下のことが挙げられます。

@ 長期に渡りしっかりと下値固めをしつつ上昇。
A 中期(もしくは長期)移動平均線が下値をサポート。
B 上昇中は出来高もそれなりに増えていき、
一方で利食いによる下降時には出来高はさほど膨らまない。


つまり、上記のような条件を満たしつつある銘柄を
早期に見つけることができれば、
例え初動段階で乗り遅れたとしても、
最初の利食い売り等での下降時に買いをいれることにより、
その後の上昇トレンドに附いて行くことができます。

いわゆる「初押しは買い」ということですね。
ただ、これらの銘柄は
長期にわたって上昇トレンドは描くものの、
一度値崩れを始めると下落はかなり早い傾向にありますので、
早め早めの対処が必要となってきます。

今のところ TYK(5363)富士興産(5009)などが
今後の「初押しは買い」を期待できそうですが、
日経平均も今回の下げが
いい「押し目」となってくれると嬉しいですね。


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