「利食い腰は強く、引かれ腰は弱く」
昨年10月25日以降、
今に至るまでの日経平均価格の推移を見ていますと、
どうやら完全なレンジ相場に突入してきた感があります。
というわけで、
下の図はボリンジャーバンドおよびDMIで示した日経平均です。
日々線が非常にきれいな形で
バンド内を往復しているのがわかります。
加えてADX14日線も緩やかに下降線を描いていることから、
いわゆるトレンドレス相場だということも
察することもできるわけです。
そこでボリンジャーの±２σラインに掛かった段階で
反対売買を行うだけでも今しばらくは成功しそうな雰囲気ですが、
一番気をつけなければならないのが、トレンドの発生ですね。
間近に年度末を控えており、
いつ下降トレンドを描くとも限らない現段階では、
ボリンジャーバンドだけに頼るのは非常に危険。
そこで「利食い腰は強く、引かれ腰は弱く」
（自分の想像通りの展開なら貪欲なまでに利を狙い、
逆に思惑がはずれたならば早急に処分する）のスタンスで、
常にトレンド発生に対する警戒心を持ちつつ、
短期売買をしばらく続けてみるのも一興では？