相場格言
「頭と尻尾は猫にくれてやれ」

2月6日以来、
日経平均の上げ率は14.7%を超えて来ました。
また25日移動平均線との乖離率も5.8%を示すなど、
やや全体的に過熱感を帯びつつあるようです。(3月1日現在)

しかし、これにより1月7日以来の下げを
ほぼ埋めるような格好となり、
今後はある程度の調整売りが出ると予想されるものの、
ひとまずは底入れ確認を示唆する形
になったのではないでしょうか?

さて、前回の格言でも触れましたように、
今後は「上昇トレンド初期型」の銘柄を探し出し、
買いから入ってみるのがおもしろいかも知れません。
その際には「頭と尻尾は猫にくれてやれ」ということで。
「底値で買って、天井で売る」
……相場では究極の理想ですが、
神様でもない限りそんなことはまず不可能
つまりは焼き魚と同じで
「一番身が詰まった箇所(=美味しい部分)は
体(=上昇期間中)であり、
頭としっぽ(=天井と底)は欲張らず、
猫にでもくれてやりましょう」

というお話でした。
同義で「名人天井売らず底買わず」
なんてのもあるそうです。

いまのところ、
頭を見せつつあるのはソフトバンク(9984)
ファーストリテイリング(9983)などでしょうか?

ただ「身の部分のはずが、実は骨だけでした」
なんてこともあったりなかったり…


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