平成14年10月15日
反発期待 |
日経平均が戻している
先週は2勝3敗で終えたわけだが
木曜日のヒゲがカギとなったようだ
金曜日の戻りの薄さ、弱さを見るに
戻しも限定的、
9月27日(9,530円)から10月10日(8,197円)までの
半値戻し(8,863円)すらかなわないだろうとも思われたが
近いところまで来ている(15日前場現在)
株価に関しての国内における最重要ファクターは
竹中氏とその仲間達(不良債権処理グループ)
このところ木村氏との不仲、曖昧な発言など
非難を浴びている様だが
既に慣れた感じも見せている
民間からの大臣の気楽さ所以か
海外をみたときに
そろそろ決算の本格化。
先週先陣を切ったヤフーは
売上の上方修正と堅調
今週はインテル、サンマイクロなど
日本の株に大きく関わってきそうな企業が目白押し
ポジションの構築には十分注意したい
また、恐れられるのがテロ。
バリ島での爆破テロで世界中がテロ懸念に覆われる
週が明けての米国市場は不自然なほど堅調だったのが気にかかるが
テロを完全に市場が折り込むことはありえない。
まだまだ大きく揺れてもおかしくはない。
テクニカル的には
木曜の下ヒゲから反発局面
ターゲットは9,000円近辺になりそう
200日移動平均線との乖離を見たときに
先週木曜時点で-19.73%と20%に接近
昨年テロ後の大安売り時に-26.72%という数字があるが
-20%付近で反発することが多い。
国内外に株価を軟調にさせる要因が多いだけに
買い推奨とはいえないが
大きく下げていた株で反発を狙うのも面白い
勿論「逃げ足は素早く」ではある
個別株を見ると
大型株は鈍い動きが続いている
反発力も薄い。
下げのきつかったTDK(6762)、
トヨタ(7203)などが
反発を見せているが、上値目処は近そう
みずほH(8305)、
UFJH(8307)も大きく下げてはいたが
50円額面へ換算すると200円割れの株。
手を出すわけにはいかない。
消去法的に、他都銀株ならば面白いか。
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