相場格言
「利食い千人力」



3月11日に直近の高値である12034円をつけた日経平均ですが、
行き過ぎた過熱感もあってか、
その後の下げ幅は500円を超えてきました。
しかし、それでもなお騰落レシオは133.81%
サイコロジカルラインも75%
高水準をマークしてきており、
一方で25日移動平均線との乖離率は8.49%を示すなど、
依然として
割高感が拭いきれていない印象を受ける
のは私だけでしょうか?(H14.3.15 終値現在)

ただ、トレンド自体は2月初旬までのそれとは
明らかに異なるものであり、
明確な上昇波動を描きつつあるところは
誰しも認めるところであろうかと思われます。
今後は適宜押し目を拾いつつ、
買いをメインに投資を考えてみるのも
良いのではないでしょうか?

さて今回の格言は「利食い千人力」
株は保有してるだけでは意味がありません。
売って初めて利益が確定されるのです。
それゆえ「常時相場に細心の注意を払いつつ、
利食えるチャンスを逃さず手仕舞うことが重要」
かと。
特に、現在の東京市場はいまでこそ
上昇トレンドを継続しているように思えますが、
いつ形崩れを起こさないとも限りません。
世間の評価ばかりに耳を傾け、
永続的に持ち株を保有するのではなく、
手仕舞う時には自分で考え、自分で行動しましょう。


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