あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
年明け最初の更新はMACDです。
今週は何にしようと悩んでたところに相場の杜で紹介されたので…
(2002/1/9)




MACD

アサヒ

MACDという指標があります。
Moving Average Convergence Divergenceの略で
日本語に訳すと移動平均線収束発散法となります(直訳ですね)
これだけでは意味がよくわかりませんね

計算方法を見てみます
MACD短期平滑平均長期平滑平均
ということです。
平滑平均の求め方についてはここでは省きます
計算本数は
短期が5日を、長期は25日を用いることが多い模様です。
上のチャートではMACD平均平均(シグナルとも呼びます)
も描いてますね。
こちらは9日平均を使うことが多いようです。

ここでお気づきだと思いますが、
要は5日移動平均(平滑ですが)と25日移動平均の乖離幅ですね。
ということはオシレーターの要素が強いと思われます
当社の「指標の見方」でも
買いはマイナス圏でシグナルをゴールデンクロス
売りはプラス圏でシグナルをデッドクロス
としております。

「下で買って上で売り」指標の仲間のひとつですかね。
「下にあるときははマイナス乖離が大きいので
反発がありそうだ」っていう下がったものは上がる思想ですね

また、この指標にはもうひとつ見方があります
上記チャートの点線ですね
MACDとMACD平均との乖離が少ないときは
MACDにトレンドラインを引くと、
それが株価のトレンドを表す
という見方です
MACDとシグナルが接近してるということは
動きが乏しいということ、乖離の動きが乏しいということは
収斂しているということが導き出されます
トレンドに逆らう力はしばらく望めないようですね。

計算は面倒ですが、
単純移動平均の二線乖離とその平均を利用しても
面白いかもしれませんね。
当社ソフトで買い銘柄を検索しようとすれば

こういった条件ですかね。

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