騰落レシオという指標があります。
市場全体の調子をみる指標ですね。
計算方法は至極単純。
値上り銘柄数を値下がり銘柄数で割ってパーセントになおしたものです。
計算本数は
日足だと25日、週足だと13週を主に使うようです
見方としましては
70％割れからの反発が買いのタイミング
120％超えで高値注意。
となっています。

日経平均のチャートを見てみます
上のチャートが直近のもの
下のチャートは昨年の安値時点のものです
直近の高値安値は教科書どおりの結果ですね
昨年時のものを見てみると
下で反発は見せているようですが・・・
思い出していただきたいのが
今年５月の高値をつけた要因です。
政策、米国株高を背景に、
とどめに小泉首相誕生でしぶとく上げつづけた相場でしたね
需給関係でみれば既に苦しいラインだった模様です
（その「無理矢理」が後の大幅下げトレンドを作ったのかもしれません)
逆に最近は景気への不安感にも慣れ、
企業の下方修正もある程度折込済み、
需給相場の性質が強いせいで
騰落レシオにぴったりとあうのかもしれません

高値安値の警戒感（あくまでも感）の見極めの指標ですね。





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