V-RSIという指標があります。
出来高相対力指数と訳されるわけですが、
出来高の増減を素にした指数ですね
求め方は
V-RSI　＝　U　／　U　+　D
U　＝　一定期間の出来高前日比増加分
D　＝　一定期間の出来高前日比下落分

見方は　
70％〜80％以上であがりすぎ
25％〜30％以下でさがりすぎ

出来高のピークを見極める指標のようですね
株価の概念はまったく織り込んでおりません
他の指標との組み合わせが望ましいでしょう

実際にチャートにあわせてみてみます
ダイエーのチャートとあわせてみました
これは出来高の分析にもなりますが
出来高がピークのときは
株価がすべてを織り込み、
さらに過熱感も加わった株価となります
上にせよ、下にせよ、大きく出来高ができたところが、
天井だったり、底だったりするのが多いのはおわかりだと思います。
V-RSIが高位置（出来高がピーク)の場合は、
反対方向にぶれやすくなるので注意
逆に低位置のときは、薄い出来高で価値観に迷いがある地点です
ここに一方向の大きな力が加わったところからは
その方向にしばらく動く傾向があるようです。

くどいようですが、
それを踏まえたうえで、
他の指標との組み合わせで見ていきたいものです。


top